大森仮設夏祭りの準備をしていた8/22の夕方、宮城県南部の大河原町の介護事業所で、みやぎ宅老連絡会と一緒に第2回目の古武術介護講座を開催しました。
この講座は、人手不足などで身体的・精神的な負担が大きくなっている被災地の介護事業所の職員の方々のために、体への負担が少ない介護法を少しでも身につけてもらおうと企画したものです。
今回も30名ほどの現職の方々が参加していただき、笑いあり、驚きの声ありの内容の濃い楽しい講座となりました。
前回に引き続き講師に来てもらったのは岡田慎一郎氏(http://shinichiro-okada.com/)です。
介護の仕事で体を壊しやすいのは、日常の生活動作が既に体を壊しやすいものになっているから、と基本のきからご指導いただきました。
基本を学んだあとには、介護の現場でしばしば起こる状況を再現し、その際の体の使い方について実演していただきました。
掌の向きなどちょっとしたことを意識し、使い方を変えるだけで、自分の体の力を引き出せることに参加者の皆さんは驚きの声を上げていました。
(佐藤)